第10回 全国B.M.C.若手コンペティション

第10回全国B.M.C.若手コンペティションが、2023年7月4日(火)に、名古屋東急ホテルにおいて開催されました。新型コロナウイルス流行のため、4年ぶりの開催となった今回は、「これからのバンケットビジネスとサービス」というテーマのもと、各地区の予選会で選ばれた13名の選手たちが、プレゼンテーションを行いました。

結果は下記の通りです。

最優秀賞

〈名古屋B.M.C.〉名古屋東急ホテル 村瀬 ひとみ さん

優秀賞

〈東京B.M.C.〉東京ドームホテル 今村 みのり さん

会長賞、BIA賞

〈東北B.M.C.〉仙台国際ホテル 近藤 里美 さん

感動賞

〈九州B.M.C.〉
ホテル日航福岡

岸 堅介さん

〈四国B.M.C.〉
ザ クラウンパレス新阪急高知

筒井 嗣也さん

〈北陸B.M.C.〉
ホテルフジタ福井

前田 明希さん

B.M.C賞

〈大阪・兵庫B.M.C.〉
ホテルニューオータニ大阪

岩崎 恭佳さん

〈東京B.M.C.〉
京王プラザホテル

大山 夏澄さん

〈名古屋B.M.C.〉
名古屋観光ホテル

尾関 安純さん

〈沖縄B.M.C.〉
ワイズリゾート沖縄

高安 菜摘さん

〈京都・滋賀B.M.C.〉
THE THOUSAND KYOTO

中村 彩さん

〈北海道B.M.C.〉
京王プラザホテル札幌

成田 茂之さん

〈広島B.M.C.〉
広島エアポートホテル

播磨 志帆さん

受賞者インタビュー

最優秀賞: 〈名古屋B.M.C.〉名古屋東急ホテル 村瀬 ひとみ さん

「Z世代の私が考える思いを伝えるウェディング」というタイトルで、いつまでも変わらない本質的なものを大事にしつつ、“バーチャル余興”や“VRプロフィール“など、新しい技術や価値観も取り入れていく意気込みをプレゼンテーションし、見事最優秀賞を受賞しました。

Q:受賞された今の気持ちを教えてください。

A:まだ他人事みたいです。ホーム(名古屋東急ホテル)で受賞出来たことがとても嬉しいです。

Q:出場のきっかけや大会に向けての準備期間について教えてください。

A:支配人より若手コンペティションの紹介を受けて、良い機会だと思い挑戦しました。名古屋地区の予選会の1~2週間前から急いで準備を進めましたが、担当婚礼の合間を縫っての準備は大変でした。

Q:今後の抱負についてお聞かせてください。

A:入社4年目ですが、コロナ禍の入社だったため、これまでレストランや宿泊の部署を点々とし、プランナーとしてはまだ2年目です。今回の経験も活かしてお客様と素敵な1日を作り上げられるよう頑張りたいです。


優秀賞: 〈東京B.M.C.〉東京ドームホテル 今村 みのり さん

「人とロボットの共存」を軸に、メタバースや3Dシミュレーターの導入により、宴席当日の雰囲気の事前シミュレーションを実現。営業担当者の労力を軽減し、代わりにお客様への対応時間の増加につなげることで、満足度アップを目指す、というプレゼンテーションで優秀賞を受賞。

Q:受賞された今の気持ちを率直に教えてください。

A:自分の考えを自分の言葉で表現することが好きなので発表は楽しかったですが、結果には正直悔しさもあります。

Q:大会に向けての準備について教えてください。

A:発表内容は、現状のデメリットを改善するという視点と、純粋に自分がお客様だった時、あったら良いなと思ったことをまとめました。大会に向けて、聞き手にどう聞こえるのか自分の声を録音して客観的に聞いてみたり、出社途中も、プレゼンをつぶやきながら練習を重ねました。

Q:今後の抱負についてお聞かせてください。

A:今回、自身が話をするのが得意ということにも気付くことが出来たので、今後もお客様接客もしたいですし、後輩へのアドバイス等社内研修なども出来たら嬉しいです。


会長賞、BIA賞:〈東北B.M.C.〉仙台国際ホテル 近藤 里美 さん

コロナ禍、宴会部門の撤退時期を経て、レストラン部門で働くこととなったが、2023年4月、宴会部門が復活。約3年ぶりの晩餐会に向け、様々なテーブル演出を練習した日々。お客様の笑顔に全てが救われた感動のエピソードをプレゼンテーションし、会長賞とBIA賞のダブル受賞となりました。

Q:受賞された今の気持ちを率直に教えてください。

A:実はこの若手コンペティションには6年前にも参加させていただき、今回はその時よりも上を目指したいと思っていたので、うれしかったです。

Q:大会に向けての準備について教えてください。

A:東北は予選会がなかったのですが、東北の皆さんから、ぜひ、というお声がけをいただき、出場に至りました。短い準備期間ではありましたが、精一杯準備しました。

Q:今後の抱負についてお聞かせてください

A:今回の経験を糧に後輩たちにも色々教えていきたいですし、一緒に頑張りたいです。全国から宴会に関わる方がこれだけ集まり発表する機会はなかなかないので、後輩たちにも、来年ぜひ積極的に参加してほしいと思います。